私は、中学2年の秋から1年間新聞配達をしていました。
部数は50部ほど・・・朝5時に起きて自転車で・・・
その中で一番つらかったのは、真冬の雨の朝
寒くて手袋はしてても濡れれば同じ。新聞も同じく濡れる・・・・
どうしたらいいのか・・・・
手がどうしてもかじかんで、家の街灯に手を押し付けて寒さを凌いだことも
それでも、私より早起きして新聞を待っているお年寄りの方も。
そして、社会勉強になったことが月末の集金
その当時は、新聞代1月850円
50件の中には、給料日が来ないと払えないという人も・・・
850円のお金が、簡単に払えない家庭もあるものだ・・・
と、いろんな意味で勉強になった。
それに、高齢者の独り暮らし・・・・
古く狭い家で毎日独りきりで三度の食事の姿を想像すると、胸が熱くなる想いでした。
今では、中学生が新聞配達をすることは聞いたことがありませんが
社会勉強のためには、新聞配達が一番と思っているので、自分の子に言ったことがあります。
「塾に行くぐらいなら、新聞配達をしなさい」
と・・・・
見事に冷笑されました!!!
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